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思ったことを書く。

おれにとっての震災

毎年この時期になると鬱になる
それは思いたくもないことを思うから。
震災が起きた当時おれの日常はマジで糞でいつも病んでて生きることがしんどくて人生に絶望してた。
まぁ今もそこまで劇的には変わってないかもしれないけど。

地震が来たときワクワクした。
てか、普通に学生とかだったら机の下に潜ってクラスメイトとかと話しながらワクワクしてたと思うし実際そんなもんだと思う。

どうせ糞な日常だったし地震が来ても全然良かった。

震災が起きて色んな芸能人とかが炊き出しとかに来たりしてて、それを見る度嫌な気持ちになっていた。
「なんでおれはこんな苦しんでるのに誰も助けてくれないんだろう」
「被災しただけで無条件で助けてもらえんのかよ、いいご身分だなおい」
そんなことをいつも思ってた。

めっちゃ揺れたけどおれが住んでるとこは沿岸部でもなかったから津波とか全然心配なかったし、身内も別に沿岸部に住んでたわけでもなかったからそこまで心配もいらなかった。
まぁ会ったこともないような遠い親戚は死んだらしいしガス電気水道止まったりはしたけど。

芸能人とかが被災地に訪れて炊き出しをしたりとか、震災番組を放送したりとか、被災地にボランティアに行ったりとか、そういうのは人の優しさから来る行動で全然変なことではないと思う。

毎年この季節になると被災しただけで無条件で助けてもらえる人たちに対しての憎しみとかそういう気持ちを抱いていたことを思い出して、嫌な気持ちになって、けどそれは不謹慎でひどい気持ちで人格を疑われるような気持ちだと分かっていて、誰かに打ち明けるようなこともあまりしてなかったし、そもそも打ち明けられるような相手もあまりいなかった。
そういうことを諸々引っくるめて考えて鬱になる。

実際、自分がめちゃくちゃハッピーな人生を送っていたとしたら、そんなことは思わなかったと思う。
単純に「可哀想だな」とかそんな気持ちで終わってたと思う。

例えばの話だけど、日常が地獄な人は3月11日だろうと関係はないと思う。
毎日死にたいとか思ってる人とか重い病気にかかっていて死と隣り合わせの人とか。
それに騒いでいるのはやっぱりテレビやラジオやネットとかで、外を見渡せば3月11日だろうと普通に外で遊んだりしてる人たちや普通に楽しく生きてる人たちもいくらでもいる。

抱え込んでる気持ちを誰にも打ち明けられないまま、被災した人たちとは別の意味で嫌な気持ちを毎年ずっと引きずってた

けど、それはもうやめた

おれの言葉を見てくれてる人がいることが分かっているから、もう抱え込んでて一人で苦しむぐらいなら全部ぶちまけてしまおうと思った。

毎年この時期になると色んなところで色んな人たちが震災震災と口にする。
別にそれが変なこととかおかしいこととかじゃなくて、ただ単におれがそういうのを見ると個人的に嫌な気持ちになるってだけの話なんだよな

言いたかったことはそれだけ。
だからどうだとか別にないけど、思ってることを抱え込まないで全部人に伝えようと思った。

まぁ色んなとこで色んな人がそれぞれ3月11日過ごすわけだけど、おれはあんまりそのことについて考えない方が良いなと思った。
あとは気楽に楽しくゆるーり生きんのが大事だな
だから書いた。今までなら書けなかったけど。

終わり!